背中という部位は、目も手も届きづらいですよね。
そのため、ふと触れた瞬間ざらついていたり、ブツブツができていたりして、びっくりすることも少なくありません。
肌トラブルが多くなってしまう原因の1つとして考えられるのが、「ムダ毛」です。
背中に生えているムダ毛が多ければ、肌トラブルも発生しやすいからこそ、多くの人が、背中のムダ毛をきちんと処理しています。
そんな背中のムダ毛を処理する方法として、近年注目を集めているのが、「脱毛タオル」です。
「脱毛タオル」を使うと、自宅で簡単に、背中のムダ毛を処理することができます。
も く じ
【背中のムダ毛】
背中を日常的に自分の目で確認することは、難しかったり面倒だったりしますよね。
だからこそ、背中に肌トラブルが発生していても気づきにくく、知らないうちに症状を悪化させてしまったりします。
背中という部位は、想像以上に皮脂分泌が多い部位です。
常に衣類に覆われていて蒸れやすく、汗をかきやすい環境にあるのに、きれいに汗を拭きとれないこともあります。
さらにムダ毛が多く生えていると、環境はさらに悪くなるため、肌トラブルが発生しやすくなってしまうのです。
このような肌トラブルを避けるためにも、背中の産毛はきちんと処理し、いつも清潔な状態を保つ必要があります。
背中の産毛の処理方法
背中のムダ毛は、そのほとんどが産毛です。
色素が薄くて細い毛が多く、しかも広範囲にわたって生えてきます。
そんな背中の産毛を処理する方法は、下記のような方法があります。
- 脱毛サロンや医療クリニックでの脱毛
- カミソリ
- 電動シェーバー
- 毛抜き
- ワックス脱毛
- 除毛クリーム
- 脱毛タオル
背中のムダ毛処理は、自分では手も目も届きづらいからこそ、プロの手によって脱毛してもらうメリットが大きい部位ですが、自分で自己処理する人も数多くいます。
自己処理で処理する場合、一般的によく使用されるカミソリや電動シェーバーでは手が届きづらく、見づらいためとても危険です。
そのため多くの人が、脱毛ワックスや除毛クリーム、脱毛タオルなどを使って、背中のムダ毛を処理しています。
背中の産毛と脱毛
脱毛サロンや医療クリニックなどで施術される脱毛は、毛の黒い組織でもあるメラニン色素に、特殊な光を反応させて脱毛していくという仕組みです。
そのため、メラニン色素が多くあればあるほど光の反応がいいということになりますが、産毛と呼ばれる毛には、メラニン色素が多く存在しません。
産毛には、脱毛で使用される光の反応があまりよくないため、産毛が多く生えている部位には、脱毛の効果が出にくいことが、脱毛の特徴でもあります。
背中は産毛が多いうえに、面積が広いため、脱毛が完了するまでには、他の部位よりも時間がかかってしまいます。
【脱毛タオル】
背中のムダ毛の自己処理方法には、脱毛ワックスや除毛クリームを使った方法がありますが、中でも人気を集めているのが「脱毛タオル」を使った処理方法です。
脱毛タオルとは、繊維に背中の産毛をからませ、抜いたり切ったりすることができるタオルです。
日常的にお風呂でタオルを使って背中を洗うように、ボディソープなどをつけて背中を擦り洗いするだけで、産毛を処理できる仕組みとなっています。
入浴中に、簡単にそして手軽にムダ毛を処理できるため、近年特に多くの人から注目されている自己処理方法です。
脱毛タオルのメリット
背中の肌を傷つけない
カミソリや電動シェーバーといった刃物類を使用して産毛を処理すると、肌を傷つける危険性がありますが、脱毛タオルならばそんな心配がありません。
強く擦りすぎないことを意識しながら、優しく洗うことがポイントです。
産毛まできちんと処理できる
脱毛サロンや医療クリニックでの脱毛は、産毛には少々効果が出にくいというデメリットがあります。
脱毛タオルならば、丁寧に擦り洗いすることで、きちんと産毛まで処理することができます。
角質まで落とせる
脱毛タオルで洗うことにより、産毛だけではなく古くなった角質まで落とすことができます。
そのため、美肌効果も生まれツルツルとしたきれいな背中になることも可能です。
脱毛タオルのデメリット
脱毛にはならない
脱毛タオルでの背中のムダ毛処理は、あくまでも「除毛」という形になります。
ムダ毛を毛根から引き抜くことができる毛もあれば、肌表面のところで切れてしまう毛もあり、様々です。
目に見えている産毛を処理する方法でもあるため、「脱毛」とは違い、いずれまたムダ毛が生えてきてしまいます。
処理できるまで時間かかる
脱毛タオルを上手に使いこなせるようになるまで、効果がすぐに出ない場合もあります。
処理できている部分と、そうでない部分が出てきたり、仕上がりにムラが出ることもあり、きれいに処理できるようになるまで、時間がかかることがあります。
擦りすぎるとダメージ大
効果が出ないからといって、脱毛タオルで強く擦りすぎてしまうと肌は大きなダメージを受けてしまいます。
肌トラブルンの原因となってしまったり、強い摩擦が生じることで色素沈着を引き起こすこともあるため、擦りすぎは絶対にいけません。
【まとめ】
脱毛タオルは、目が届かなかったり、手が届きづらい背中の産毛でも、簡単に処理することができる便利なアイテムです。
プロの手によって施術される「脱毛」ではなく、「除毛」という扱いになりますがが、その他の自己処理方法よりも、より安全で確実に産毛を処理することができます。
ですが、少しでも多く除毛したいからと強く擦りすぎてしまうと、かえって逆効果です。
あくまでも肌をいたわりながら、優しく擦ることで、産毛のような細い毛まで確実に処理することができます。