市販のクリームによっては、産毛も処理できます。ただし顔に対する産毛の場合は、よく製品を選ぶ必要があります。どのパーツにクリームを使用するにしても、必ずバッチテストは行うべきです。またパッケージや説明書に書かれている使い方は、守る必要があります。
も く じ
市販のクリームで処理をするデメリット
市販のクリームによっては脱毛可能なのですが、デメリットはあります。例えば、肌に対する刺激です。市販の除毛クリームなどは、基本的には体毛を溶かす事になります。その特性上、やや肌に対する刺激が強めなのです。肌が少々デリケートですと、万が一のトラブルが生じる可能性はあります。それとクリームの使い方は、慣れない内は少々難しく感じる事も多いです。カミソリやシェーバーと違って、若干コツが必要だからです。慣れていないと、脱毛したい箇所にクリームが十分塗り広がっていない事もあり、仕上がりが悪くなってしまう可能性はあります。
顔と背中の脱毛が可能な市販クリーム
上記のデメリットはありますが、市販のクリームで脱毛が「不可能」という意味ではありません。よく製品を選び、適切な方法で使用すれば、産毛に対する脱毛は可能です。それで産毛をクリームで処理するなら、主なパーツは2つあります。まず背中です。背中の産毛は意外と目立ちますから、注意が必要です。それと顔です。背中以上に目立つパーツですから、何とか処理しておきたいと望んでいる方々も多いです。背中に対する処理が可能な市販のクリーム自体は、そこそこ沢山あります。パイナップルを使用したクリームや、ハーブが使われているクリームなど色々あるのです。それに対して顔の産毛の処理が可能なクリームは、数は若干限られます。しかし市販の製品の中に、顔脱毛が可能なクリームが存在するのは確かです。
市販のクリームの具体的な使い方
背中の産毛を市販のクリームで処理する手順は、基本的には下記の通りになります。
- クリームの塗り広げ
- しばらくの間放置する
- クリームの除去
- シャワーで洗い流し
まずは市販のクリームを、背中全体に塗り広げます。慣れていない内は、その塗り広げが難しく感じられる事もあります。合わせ鏡なども使用し、ムラが無いよう確実に塗る必要があります。満遍なく塗り広げたら、しばらく放置する訳です。具体的に何分ほど放置するかは、製品によって異なります。説明書やパッケージに書かれている時間通り、しばらく待機する訳です。所定の時間が経過したら、ティッシュやスポンジなどでクリームを取り除く訳です。取り除く際に、ポロポロと産毛が除去されるのです。取り除いた後は、肌が若干べたべたしていますから、シャワーで洗い流します。以上の流れで使用する訳ですが、より詳細な使用方法は、説明書やパッケージで確認すると良いでしょう。
背中に使う前にバッチテストで安全性を確認
ただし背中に市販のクリームを使用する前に、必ず安全性は確認しておく必要があります。肌トラブルもあり得るからです。具体的には、少量だけクリームを取り出して、肌の目立ちづらい箇所に塗ります。しばらくの間待ってみて、肌に何も問題がなければ、使用しても構いません。しかし痒くなってしまったり、肌の色が異常になった時には、使用しない方が良いでしょう。特に肌が敏感な方々は、そのバッチテストを忘れないよう注意が必要です。ですから背中に市販のクリームを使う時は、下記のようなポイントがあります。
- 合わせ鏡などを使用し、背中全体に塗り広げる
- 使用上の注意書きの通りにする
- バッチテストを行う
顔の産毛に使用できる市販クリーム
ところで顔に対して使用できる市販クリームは、数は少々少ないです。背中に対して使用可能なクリームは幾つか存在しますが、それを顔に使わないよう注意が必要です。顔の皮膚は、とてもデリケートだからです。しかし、中には顔に対して使用可能なクリームもあるのです。例えばあるメーカーから発売されている、大豆を使用したクリームです。ウェブ通販でも購入できますが、多くの薬局でも買える商品なのです。化粧のノリが気になる時にも、よく使われるクリームなのです。
顔用の市販クリームの使い方とバッチテスト
その顔用のクリームの使い方は、とてもシンプルです。具体的には下記の通りです。
- クリームの使用前に、顔の水気を取っておく
- 顔の気になる箇所に、肌が隠れる程度の厚みで塗る
- 15分程度放置する
- 乾いている事を確認し、ゆっくり剥がす
このクリームを1週間に2回程度使用すれば、産毛は処理できます。ただし背中と同様に、バッチテストも確実に実行しておくのが望ましいです。万が一肌トラブルがあると大変だからです。背中と同じく少量だけ肌に塗り、しばらく放置してみる訳です。
ですから市販のクリームでも、産毛を処理する事はできます。ただ顔用の製品は、数は若干限られるでしょう。そしてクリームを使用する時は、やはりバッチテストを実行しておくのが望ましいです。それで注意書き通りに使用していれば、基本的には問題ありません。
